cocos2d-x ver3.0 RC0, RC1の環境構築をしてみたので、そのメモをしておきます。あとでもう1回やることになっても思い出せるように。ビルドターゲットはiOSとAndroidが動くようにという感じでやりました。
結論から言うと、RC1はAndroidエミュレータで落ちるのでまだ使わないほうが良いみたいですね。RC0は大丈夫です。
さて、
まず最初にcocos2d-xの公式サイトから最新のパッケージをダウンロードします。(最初RC0しか無かったので、それでやりましたけど、その後RC1が公開されましたので、再度ダウンロードしました)
次にAndroid用の環境の用意で、いろいろ見つかるブログを参考にセットアップを行いました。こことか。
NDKのセットアップ(下記のを使いました)
https://dl.google.com/android/ndk/android-ndk-r9d-darwin-x86_64.tar.bz2
AndroidSDKのセットアップ(下記のを使いました)
これはSDKとEclipseがセットになってます。
https://dl.google.com/android/adt/22.6.2/adt-bundle-mac-x86_64-20140321.zip
上記のを解凍した場所をcocos2d-xのセットアップの際に設定する必要があります。
cocos2d-xを解凍した場所で、./setup.pyを実行し、上記のSDK等のパスを設定します。
これで必要な環境変数が設定されます。(shellを立ち上げ直すと環境変数がセットされた状態でshellが起動します)
これで一旦完了。
cocosコマンドを使ってプロジェクトが作成できます。
こちらを参考に。作ってみます。
cocos new SampleProj -p com.xionchannel.sample -l cpp -d ~/Documents
みたいな感じにするとHello Worldのプロジェクトが作られます。
共通ソース部分と各環境別にフォルダ分けされて置かれてます。
proj.ios_macの中にはXcodeのプロジェクトがあります。
開いてビルドするとワーニングは多数出ますが問題なく動きます。
proj.androidにはAndroid向けの環境があります。
ビルドするにはbuild_native.pyを実行すればできます。
Eclipseで実行確認するには多少手順が必要で、こちらの設定の説明が有用でした。
とはいえ、結局RC1ではAndroidのエミュレータでの起動直後に落ちてしまってどうにもならない感じで、本家のフォーラムでも落ちるって話題になってました。今のところ対処方法無いっぽい。実機だと大丈夫なのかな?試してないのでわからないっす。
RC0では動きます。
さて、Androidのエミュレータは起動が遅くて、動作も遅くて確認が大変なので、x86の高速エミュレータ(HAXM)を使ったほうが確認が楽です。それを設定してみました。
このブログを参考にインストールします。
ただ、OSがMarvericksになっている場合は、この高速エミュレータがOSを巻き込んで落ちてしまうので、このブログの対応が必要になります。要するに修正バージョンを入れないとだめってことですね。
さらに、Android側のmakeファイルを修正して、x86向けのコンパイル模するようにしないといけません。これが参考になります。
APP_ABI := armeabi armeabi-v7a x86
みたいな感じです。
これで高速動作するエミュレータでらくらく確認できるって感じみたいです。
とりあえず以上です。RC1早く治ってほしいですね。
さて、RC0に戻さなくちゃな。
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